作品紹介No.2 回廊の家


石村 聖一郎
聖建築設計事務所
HP:http://sei-archi.com/

10年に一度巡ってくる「おかえり筋」。
クライアントはお祭りに向けて改築を計画。
親戚や友人が集まる座敷が要望され、そこからも豪華な台車が動く様子を見られることが重要であったが、それ以外の普段の生活空間は敷地3方の道路からプライバシーを守ると同時に、光を取り入れた明るい空間が要望された。
建物の中央に大きな中庭を設け、それを取り囲むように家族の居場所を配置し回廊による連続性を活かしながら、どの部屋も中庭からの光が入り込む明るい空間とした。
また、昔ながらの町並みが続く地域なので、5寸勾配の大きな瓦屋根をのせ、黒壁、白壁、面格子を用い、町の雰囲気に合わせた建物とした。

祭り初日の夕方に台車が集合し曳き手の宴が路上で始まる。
日も暮れ、暗くなると、夜の部が始まり、道路を曲がるところが見せ場であり、多くの人が見物に訪れる角地に建つ家である。座敷では親戚や友人が集まり、祭り見物をしながら10年に一度のおかえり筋を楽しむことが出来る。



一段上がった畳のリビング。
おばあちゃんの膝への負担を考慮。
左手は広さ9帖の中庭。



外観。
地域の町並みを考慮し日本瓦葺き大きな一枚屋根。



和室、広縁の向こうに中庭。
祭りの時に来客をもてなす大きな和室。



玄関ホール。
左手は中庭、その奥にLDK。



祭りの夜、この家の前は曳車が引き回される最大の見せ場となる。

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