作品紹介No.5 笠市町の町家再生


由田 徹
株式会社 ユウプラス
HP:http://uplus.jp/

明治初期に建てられ看板建築に改変された町家の再生プロジェクトです。

「再生」とは、建築が現代に存在する上で不都合な部分の、「暗い・暑い・寒い・使いづらい」を根本から見直し、風土と文化に根ざした伝統的な日本の木造技術とデザインで現代に蘇らせ、次の世代につなげること理解しています。

このプロジェクトでは、子世代が町家の魅力を再認識し再生したいとの強い思いで実現したものです。特に改変の激しかったファサード部分を取り壊し、建物に残る痕跡を手掛かりに類例に倣ってファサードを整えました。また、増築して狭くなった中庭を減築して、光と風の通り道である中庭に戻しています。将来には2世対住宅とし機能するように、また若い世代のライフスタイルに合わせて板張りのワンルームのリビング・ダイニングにしています。構造的にも断熱など性能的にも改修を加えています。

再生された町家は、「暗い・暑い・寒い・使いづらい」が取り除かれ、「明るく・涼しく・暖かく・使いやすい」を取り戻しとても書いてな住まいとなりました。デザインは主張することなく、時間を経過した穏やかなたたずまいとなるように心掛けています。


再生前の外観


再生後の外観


式台構えのある玄関


中庭に面するワンルームのリビング・ダイニング


建物の前面に配置された台所
 

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