作品紹介No.5 笠市町の町家再生


由田 徹
株式会社 ユウプラス
HP:http://uplus.jp/

明治初期に建てられ看板建築に改変された町家の再生プロジェクトです。

「再生」とは、建築が現代に存在する上で不都合な部分の、「暗い・暑い・寒い・使いづらい」を根本から見直し、風土と文化に根ざした伝統的な日本の木造技術とデザインで現代に蘇らせ、次の世代につなげること理解しています。

このプロジェクトでは、子世代が町家の魅力を再認識し再生したいとの強い思いで実現したものです。特に改変の激しかったファサード部分を取り壊し、建物に残る痕跡を手掛かりに類例に倣ってファサードを整えました。また、増築して狭くなった中庭を減築して、光と風の通り道である中庭に戻しています。将来には2世対住宅とし機能するように、また若い世代のライフスタイルに合わせて板張りのワンルームのリビング・ダイニングにしています。構造的にも断熱など性能的にも改修を加えています。

再生された町家は、「暗い・暑い・寒い・使いづらい」が取り除かれ、「明るく・涼しく・暖かく・使いやすい」を取り戻しとても書いてな住まいとなりました。デザインは主張することなく、時間を経過した穏やかなたたずまいとなるように心掛けています。


再生前の外観


再生後の外観


式台構えのある玄関


中庭に面するワンルームのリビング・ダイニング


建物の前面に配置された台所
 

住宅見学ツアー13 を開催します(6/20土曜 13時〜17時)

今回の住宅見学ツアーは「町家の改修」をテーマに 3 人の建築家 Catalogue メンバーが設計した
住宅をバスで見学します。町家に住みたい方や興味のある方、これからの住宅づくりをと考えて
いる方々に、ぜひ参考にして頂きたいツアーです。

日時:6月20日 (土)    13:00~17:00

集合場所:山岸製作所 リンテルノ 

参加料:500 円 (要予約)

申込み:メール・TEL・FAX で事務局まで

※申込み多数の場合は調整させて頂くことがございます。


訪問先(3箇所)

谷重 義行 保存地区内の増改築

新旧を対比-調和させたまちなか居住

築年 : 明治初期/場所 : 東山2丁目

吉村 寿博 高岡町の食事教室

食事の教室くでんに町家の一部を改修

築年 : 昭和初期/場所 : 高岡町

由田 徹 笠市町の古民家再生

看板建築に改変の町家を現代に再生

築年 : 明治初期/場所 : 笠市町

 

問合せ・申込み

〒920-0805 金沢市小金町 3-31 山岸製作所リンテルノ 内

事務局担当 : 西島・土居

TEL : 076-252-7583

FAX : 076-252-7799

E-mail : mail@k-catalogue.com

URL : k-catalogue.com


作品紹介No.4 YA-house

戸井 建一郎

株式会社toit-design

HP:http://www.toitdesign.com/
 

前面道路と緑豊かな植樹帯のある遊歩道に挟まれた敷地に建つコートハウス。

道路面と約1M盛り上がった地盤面との高低差を活かし、3つの床レベルをスキップさせ、1層部分から2層部分まで迫り上がる片流れ屋根を掛けた断面を構成し、散歩やジョギングする人たちが行き交う、とても気持ちの良い遊歩道に接近して大きく開き、キャンティレバーで張り出した縁側的な外部空間が中庭まで繋がる、インドアとアウトドアが入り組んだようなプランを考えた。
また、クライアントの希望であった、ジョージネルソンの「サンバーストクロック」という時計のイメージを反映させた建物に、というとても抽象的なオーダーに対して、針のカラーリングをモチーフとした3色の色彩を放つ3枚の壁をパブリックスペースに象徴的に配置し、各所に大開口やトップライトを効果的にレイアウトすることで空間全体に鮮やかな彩りと刻々と変化する光の表情を与えた。



遊歩道側の外観


3つの床レベルを繋ぐリビング階段


縁側的な外部空間と中庭に囲まれたリビング


遊歩道側から見たLDK全景


階段のディテール


「サンバーストクロック」
 

 

作品紹介No.3 小立野の家


筒井晃典

筒井建築設計室

HP:http://www.ab.auone-net.jp/~t-adr/

 

8年程前に手掛けた物件で、住宅建築としてはほとんど初期の仕事です。

クライアントは関東在住で、新年度に合わせて金沢市内の大学に教授として赴任する方でした。居住地が金沢ではないため、打合せのメインは電話とFAXそしてメール。加えて、金沢に来られるタイミングを図り、一気に詳細を詰めて行く方法で設計内容を積み上げて行きました。施工中においては、事ある毎にメールにて工事写真を送り、確認を取りながら、時には修正しながら進めて行きました。

小さな3階建ての住宅ではありますが、中身の濃い仕上りになったと満足しています。

ちなみに、内装の壁はほとんどを珪藻土で仕上げており、全てクライアントと友人たち、そして私の手に依るものです。

 

リビングからの夕景

 

簡素なファサード

 

階段から玄関を見る

 


4畳半の和室

 

浴室からの眺め


作品紹介No.2 回廊の家


石村 聖一郎
聖建築設計事務所
HP:http://sei-archi.com/

10年に一度巡ってくる「おかえり筋」。
クライアントはお祭りに向けて改築を計画。
親戚や友人が集まる座敷が要望され、そこからも豪華な台車が動く様子を見られることが重要であったが、それ以外の普段の生活空間は敷地3方の道路からプライバシーを守ると同時に、光を取り入れた明るい空間が要望された。
建物の中央に大きな中庭を設け、それを取り囲むように家族の居場所を配置し回廊による連続性を活かしながら、どの部屋も中庭からの光が入り込む明るい空間とした。
また、昔ながらの町並みが続く地域なので、5寸勾配の大きな瓦屋根をのせ、黒壁、白壁、面格子を用い、町の雰囲気に合わせた建物とした。

祭り初日の夕方に台車が集合し曳き手の宴が路上で始まる。
日も暮れ、暗くなると、夜の部が始まり、道路を曲がるところが見せ場であり、多くの人が見物に訪れる角地に建つ家である。座敷では親戚や友人が集まり、祭り見物をしながら10年に一度のおかえり筋を楽しむことが出来る。



一段上がった畳のリビング。
おばあちゃんの膝への負担を考慮。
左手は広さ9帖の中庭。



外観。
地域の町並みを考慮し日本瓦葺き大きな一枚屋根。



和室、広縁の向こうに中庭。
祭りの時に来客をもてなす大きな和室。



玄関ホール。
左手は中庭、その奥にLDK。



祭りの夜、この家の前は曳車が引き回される最大の見せ場となる。

作品紹介No.1 石引の家 II

谷重義行

谷重 義行
谷重義行+建築像景研究室
HP:http://www.archi-tao.jp

築30年の購入中古住宅を住み良い住宅へと改修しました。遠く眺望できる大
きな窓を設け  四季を通して金沢の自然の変化を住まいの中から体感できる
開放的な住宅です。既存の床を下ろし  玄関土間を住宅内部を貫通して庭ま
で延長することで  内・外の繋がりはさらに強調されています。柱梁を適度
に見せると共に 能登ヒバフローリング  珪藻土の左官壁  和紙クロスの天
井 ウールブレスの断熱材などの素材を使用し  身体に馴染むシンプルで温
もりのある室内環境をつくりだしています。


玄関ホール


ホールからリビングを見る


住まい手のセンスを感じるリビング


ダイニングキッチン


生活を豊かに彩るキッチンアイテム


ダイニングから金沢を一望
 

住宅展 開催中





建築家カタログの住宅展がヤマギシショールームで開催中です。明日土曜日は1時よりトークショーがあります。ぜひお立ち寄りください。

寄稿 冬の北欧建築を訪ねて

メンバーの木田です。
昨年末、冬の北欧を訪ねてきました。
中日新聞に寄稿をし掲載されました。

寄稿 冬の北欧建築を訪ねて

イベントなどで北欧のデザインについてあちこちでしゃべってきましたが、旅行で実感が出来良い勉強になりました。

「三国の家」 家楽舎 木田智滋住宅研究室

メンバーの木田です。
地元建築情報誌「家づくりナビ」2014春号に設計をした「三国の家」が掲載されました。
表紙にも使っていただいています。
家づくりナビ2014春表紙
家づくりナビ2014春1家づくりナビ2014春2
平屋のシックなつくりになっています。
 

家具と建築家、建築と家具。

建築家カタログの活動を紹介しています。

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